常駐プログラムとは、システムを起動すると同時に起動し、そのまま終了するまで常駐する自動実行プログラムのことをいいますが、そのためにこの常駐プログラムの数が多いと、CPUの負荷が大きくなり起動に時間がかかるうえ、メモリの使用量も増えシステム全体のパフォーマンスも低下してしまいます。
ウィルス対策ソフトやWindows Messengerなどの常駐プログラムは、自動起動して常駐することによりその機能を提供していますが、なかにはインストールすると同時に自動起動してしまい、常駐する必要がないのにもかかわらず、常駐してしまうプログラムもあります。また、長年パソコンをつかっていると、すでに使わなくなっているにもかかわらず常駐しているプログラムもあると思います。そんな必要のない常駐プログラムを管理できるのが「スタートアップチェッカー」です。
このスタートアップチェッカーを使うことにより、常駐する必要がないプログラムを禁止することができ、それが起動時間の短縮やシステム全体のパフォーマンスの向上につながります。
自動起動の禁止スタートアップチェッカーを起動すると、画面左にスタートアップ項目の一覧が表示されます。これを任意に選択すると、画面下に会社名や説明が表示されます。この項目より自動起動させる必要のないものを選び、「無効化」ボタンをクリックし自動起動を禁止しておきましょう。禁止された項目は右側の画面に表示されます。

スタートアップ項目を選択したときに、「説明」欄に「実行ファイルが見つかりません」と表示される場合がありますが、これはすでにファイルがアンニンストールされている状態であり、設定だけが残っているので、「無効化」した後に「削除」ボタンをクリックし、設定情報ごと消してしまいましょう。
「説明」欄に「実行ファイルが見つかりません」と表示された項目を無効化

無効化されたら「削除」ボタンをクリックして設定情報ごと消します。
自動起動を禁止した項目を元にもどす自動起動を禁止したあと、なんらかの不都合により元に戻したい場合は、無効にした項目より、元にもどしたい項目を選択して「有効化」をクリックします。これで元通り常駐させることができます。

フリーソフト等のインストールにより知らず知らずのうちにスタートアップ項目が増え、起動が重くなることはよくあることです。PCを快適に使いたいのならこの「スタートアップチェッカー」はおすすめです。
※スタートアップチェッカーはこちらからダウンロードできます。
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